
地域猫トイレの作り方
飼い主のいない猫による糞尿被害を減らすために、ぜひ地域猫トイレを設置しましょう。
一番簡単な方法なら、砂とスコップさえあればできます。
あちこちバラバラに糞尿をされるよりも、ある程度まとまった場所にされるほうが掃除が楽です。
猫よけ対策もいくつかご紹介します。
設置場所

餌場や水場からは離して設置する(飲食する場所のすぐ近くでは排泄したがらない)。
植木のかげなど、静かで安心して排泄できる場所。ガーデン用ラティスやフェンスなどで軽く目隠ししてあげるのも良い。
猫は乾いたフカフカの土や砂を好むため、軒下など雨に濡れにくい場所にする。
作り方

鉢底ネットを敷いたプランターに、土や砂を入れるだけで完成!!市販の「猫砂」は屋外には向かない。
ブロック、レンガ、ツーバイ材などで花壇の様に枠を作って囲んだ中に土や砂を入れておくだけでも良い。
庭の一画の土をただ掘り起こしてフカフカにしておくだけでもOK!これが一番簡単。
お手入れ

設置したばかりのトイレには、フンを置いたり、いつも排泄している場所の土を置いたりして、ここがトイレだとにおいで教える。
毎日フンを取り除き、掘り返してフカフカにしておく。
土や砂が少なくなれば足す。
においが気になる場合はEM菌(「バクテリン屋外用」、コンポスト用など)を土に混ぜこむ。EM菌はガーデニング用品売り場、楽天、Amazonなどで購入可。
フンを入れるゴミ袋には防臭袋「BOS(ボス)」がにおわないのでオススメ。BOSはペット用品売り場、楽天、Amazonなどで購入可。

トイレにしてほしくない場所は
侵入されたくない場所を、防獣ネットで囲む。ネコよけトゲシート、亀甲金網、バークチップ、松ぼっくり、レンガ、大きめの砂利、防獣ネットなどを地面に敷いて、掘りにくくする。レモンやオレンジの皮を撒く。レモンバームやローズマリーを植える。食酢や木酢液を撒く。超音波発生装置(自治体で貸し出している場合もある)を設置する。